次回の寄り道ぼどげ会イベントページへのリンク

■■■寄り道ぼどげ会■■■
・現在休会中

2015年7月23日木曜日

【ゲーム記事】オレカジ

航海だ!建築だ!

それでもダメなら黒魔術だ!!





OLE-KAJI(オレカジ)

販売元   :TAGAMIGAMES(タガミゲームズ)
プレイ人数 ;2~4人用
プレイ時間 :(30×人数)分

ゲームの評価

 戦略性    :★★★★★ 5/5
 運      :★★★★☆ 4/5
 個人総評   :★★★★☆ 4/5

 ※ゲームの評価はプレイしたプレイヤーの主観を多分に含みます。



まず初めに。

実はこのゲーム
まだちゃんとプレイしていません!

半分くらいまでプレイしたところで時間が無くなっちゃって、
1プレイ通してできなかったんですね。

じゃあなんで記事書いてるかっていうと、
覚えるルールが多いので、プレイした内容を忘れないように記事にしておきたかったんですね。

※追記 通しプレイできましたー!最後にちょっとだけ感想を追記してます。



このゲームは面白いんですが、
「説明書がわかりづらい」
「ネットのレビューが少なくてルールが把握できるサイトがない
という状況だったので、
自分で説明記事書いちゃおうと思ったわけです。

なので、いつものプレイ記事ではなく、
ほぼ自分用ルール解説記事になっていますのでご了承くささい。


このゲームの目的は、得点を1番多く取る事です。

得点をとる方法はいろいろありますが、
基本的には「建物を建てる」ことで得点が上がります。

そして、「航海」をしないとマイナス点が増えます。

やれることは多いですが、基本的にはこの2点だけ覚えておけばOKです。




オレカジは俗に言う「ワーカープレイスメント」ゲームです。

ワーカープレイスメントとは、
プレイできるアクションに制限があって、早い者勝ちでアクションを奪い合うゲームです。

例えば「建設」と「政治」いうアクションがあった場合、
建設は毎ラウンドに1人しかできない政治は3人しかできないという具合で人数制限があります。

プレイヤーは順番に、自分がやりたいアクションに自分の色のコマを置いていきます。

「あー、建設したかったのに先にコマ置かれて建設された・・・このターンはもうできないorz」

「政治したいけど、まだ誰もコマを置いてないな・・・3人までできるから、次の自分の順番の時におけばいいかな」

といった具合にプレイしていきます。






これが建物カードです。

建物には①建物を建てるコスト、②勝利点、③建物の特殊能力、④建物の特殊能力その2が書いてあります。

全部をいきなり説明すると大変なので、まずは建物を建てる方法を説明します。

建物の左下がコストです。

この建物を建てるには、木が3つ必要ですね。


木を手に入れるには、伐採のマスにコマを置く必要があります。

ⅠとかⅡとかは後で説明します。




次に建設にコマを置きます。
②と書いてあるので、2円お金を払いましょう。


どの建物を建築するか選びます。

建築するカードはランダムに5枚めくられた中から選択します。



建物は全部で5枚まで建てられます。

■□□
□□□

↑の白い部分が建てられる場所です。

建物を建てるには必ず既にある建物か、黒い場所の隣というルールがあるので
イキナリ右下には建てることができません。

建物を建てたら、その場所ボーナス×カード左上の数字が勝利点になります。

即座に勝利点を得ましょう。



これが建物を建てる一連の流れです。

こうやって建物を建てて、勝利点を獲得していきます。

そんなに難しくないですよね。

①建築コストを確保
②建築マスにコマを置く
③5枚の表にされた建物カードの中からカードを選ぶ
④建物を建てる場所を決めて、勝利点を得る

次から少し、建築の補足をします。


木と石はお金で購入することも出来ます。




木が足りなければ、代わりにキューブを使うこともできます。

キューブはどの素材でも代わりに使えます。
ただし1度使ってしまうと無くなるので、何度も気軽に使えません。


建築カードは2種類あります。

最初の3ラウンドだけ使うカードと、最後の3ラウンドだけ使うカードです。



4ラウンド目以降に使うカードは、バージョンアップです。
石切り場Ⅱを作るためには、1~3ラウンド目にしかでない石切り場Ⅰを作る必要があるので、

1~3ラウンド目に建築をある程度しておかないと、
4~6ラウンドで建築できなくなります。



4~6ラウンドのカードにもバージョンアップでないカードもありますが、数が少ないので1~3ラウンドで建築をするのはほぼ必須じゃないかと思います。

建物は5枚のなかからしか選択できないルールもありますしね。




でも後述するサイコロの理由で
建築が思うようにいかないことも・・・

それがこのゲームの面白いところで、また楽しい!



ふぅぅ。
これで建物の説明は終わりです。

この建築が、ゲームの基本プレイとなります。

次はこのゲームの特徴の「サイコロ」と「キューブ」の説明をします。





サイコロの目でゲームが変化!


ゲームは全部で6ラウンドです。

6ラウンド終了時点で得点の高い人が勝ちです。

今が何ラウンド目かキューブを置いてわかるようにしておきます。



そして毎ラウンドの開始時にサイコロを振ります。

出たサイコロの目が、
「そのラウンドで使えるワーカーコマの数」となります。


写真では「4」が出たのでワーカーコマも4つ確保ですね。

1が出たら全員1つしかワーカーを使えないし、
6が出たら6つも使えるわけですね!

ゲームを進めてると楽しいのが、

「ぐああ1が出ちゃった!
もう3ラウンド目だから建設したかったのに、
ワーカー1つじゃ建築する材料が足りない・・・!!!

といったことも起こります。

このジレンマというか、
予想外にダイスで左右されるのが楽しいです!

といっても完全に運ではなく、
1が出ても大丈夫なような立ち回りを考えたり、
後述する「カジノ」で大逆転を狙うこともできます。



また、ワーカーはサイコロを振った直後だけ売り買いできます。

ただし値段が違い、1→2にするのは2円ですみますが、5→6にするのは6円かかります。

売るときもワーカーが多いほうが高いので、
6の目が出てワーカーが余りそうであれば、6円で積極的に売っちゃいましょう。

次はキューブの説明です。



これは所持金です。
自分の持っているお金の所にキューブを置きます。

ただし10円を越す場合は、10円のところにもキューブをおく必要があります。
もしお金を手に入れてもキューブが足りなければ、9円までしか所持金を持てません。



20円、30円と増えるごとにキューブが必要になってきます。

建設のところでも話したように、
キューブは素材の代わりとしても使えます。

素材に使いすぎると所持金が増えなくなるというジレンマです。

キューブは様々な方法で獲得できます。



これは自分の状態です。
このゲームはRPGのように、パワーアップができるのです!

上からこのような効果です。
「毎ラウンド開始時にもらえるお金」
「統率力」
「技術カードを持てる枚数」



最初はこのようにキューブが置かれた状態になっています。
キューブが置かれていないところが、現在の自分の能力になります。



ボードの「政治」にコマを置くと、
このカードの上から1つキューブを取り除いて、
パワーアップをしつつ、自分のキューブを確保できるのです。



統率力について説明します。

統率力が上がると、ボードのより強いところにコマを置くことができるようになります。



最大の∞まで上がると、他の人が既にコマを置いているマスにも
相手を弾き飛ばして置くことができるようになります。

次は航海について説明します。




航海をすることで、交易品や勝利点が手に入ります。

交易品は全部で5種類。
これを集めることがゲームの目的の1つです。

なぜかというと、ゲーム終了時に、
「集めていない交易品1種類ごと」
「勝利点がマイナスされてしまうから」です。

マイナス点は1種類ごとに-4点から-6点。
かなり大きなマイナス点です。

頑張って交易品を集めましょう!


航海をするには「航海技術」が必要です。

この航海技術が高くないと、航海に失敗してしまいます。



航海のマスにコマを置いたら出発です。

上が航海技術に+1して航海に出発
下が、コストは高いのですが航海技術に+2して航海に出発です。



航海山札からカードを引きます。
航海山札は2つに分かれていますが、特に意味はありません。
山札をテキトーに2つに分けておきましょう。




全ての航海カードには2つの条件が書かれています。

難易度が簡単で勝利点が低い、上に書かれている方か、
難易度が高くて勝利点が高く、交易品も多い、下に書かれている方です。

多くのカードはその時のラウンドの「サイコロの目」で、難易度が変わります。

ワーカーが何個になるか、毎ラウンド振っているサイコロですね。
5や6が出ているときは、航海の難易度が高く、航海技術を高める必要があります。

それ以外では、「軍事力が1以上」等の条件を満たしているか、等で難易度が書かれています。



今回は航海技術をクリアしていたので、
交易品をゲットです!
ここでもキューブが必要になります。



もし航海に失敗した場合は、
「3つ目の山札」として、カードを表にして置いておきます。

次に航海をする人は、このカードを引くことを選択してもかまいません。


航海技術は技術カード等で上げることができます。

ちょっとわかりづらいですが、写真右上に航海技術のアイコンがあるのがわかるでしょうか?



技術カードには持てる枚数の制限があり、
写真一番下の技術力の分だけ獲得することができます。


全ての技術カードはオープンにして場におかれています。


開発マスにコマを置くことで、好きな技術カードを獲得することができます。

ただし技術カードは枚数に限りがあり、
欲しいカードも早い者勝ちです。

いろんなものが早い者勝ちで、
状況を見て何を先に獲得すればいいか考えるのがまた楽しい!



技術カードもバージョンアップすることができ、
航海技術Ⅰ→航海技術Ⅱ等にできます。


カードの下の方にオレンジの枠で囲まれたところがありますよね。

この技術カードのカード効果を使うことで、
キューブを1つ取り除いてバージョンアップすることができます。

バージョンアップは建設と違い、カードを裏返しにして行います。

この辺がコンポーネントをコンパクトにしようとしすぎて
ルールが覚えづらい原因の1つですね。。。(--;

カード効果を使う方法については後ほど説明します。

こうやって航海技術を上げて、航海を成功させていきます。



技術カードは航海技術を上げる他に、
建築の資材が手に入るものや、軍事力を上げるもの等があります。

技術カードの説明は以上です。

次にイベントカードの説明をします。



イベントカードは得点1位のプレイヤーが、
得点ボードのイベントアイコンに止まるか通過した時に発生します。

イベントカードが山札からめくられます。



イベント内容は基本的に「全員お金がもらえる」等の全員に効果のあるものです。



ですが、場合によってはお邪魔カードの場合があります。」



お邪魔カードが出てしまと、
ボード上のお邪魔カードにかかれた場所に重ね、
それ以降効果が使えなくなってしまいます。

写真では、建築などに使う「木」を生み出す、「伐採」のマスが使えなくなってしまいました。



これを再び使えるようにするには、
「軍事力」を上げて狼を撃退するしかありません。

誰かが狼を撃退すれば、全員がまた使えるようになり、
撃退した人には勝利点が入ります。


イベントカードのマスは1位の人が一度通過をしても、
1位の人の得点がマイナスになり、
再度1位の人が通過した場合はもう一度カードがめくられます。

イベントカードの説明は以上です。



そろそろ説明も終盤になりました。
最後にボードの効果を説明して終わりましょう。
記事の一番最初に出てきた、カジノや黒魔術もやっと出てきますよ(笑)


今回このキューブをとる場所を「パワーアップの場所」と、
説明のために勝手に命名します。




●市場
3円の倍数払うことでキューブを手に入れます。

●市場2
木や石等の資源を持っている分だけお金や勝利点が手に入ります。
※資源は消費しません


●交易
キューブを消費することで勝利点を得ます。

●航海
航海をします。
上はノーコストで航海技術+1、
下はお金を払って航海技術+2です。


●建設
建物を建築します。
※建築に使用した資源は消費せず、そのラウンド中は常に発生しています


●カジノ
ギャンブル来たーーーー!
このゲームの特徴的システムです。

コストを払って、「次のラウンドのサイコロの目がいくつか賭けます」

・1,2だったらワーカーを3つゲット
・3,4だったらキューブを4つゲット
・5,6だったらキューブをパワーアップの場所から3つ取り除く

これで大逆転が可能です。
サイコロの目が1で、他の人がワーカーが無くて苦しんでいるときに、
自分だけ3つも多くワーカーを持てるわけですからね!

でも後述する黒魔術はもっと凄いです。


●軍事
上:軍事力を+1し、ボードの上にイベントカードのお邪魔カードがあれば倒すことができます。
下:軍事力の分、勝利点を得ます。


●伐採
●採掘
対応した資源を得ます。


●政治
パワーアップの場所からキューブを1つ取り除きます。


●黒魔術
ギャンブル第二段!!!

黒魔術は他のマスと違い、
払うコストは勝利点です。

勝利点を払うことで、即座に効果が発動します。

ただしカジノと同じように「次のラウンドのサイコロ」が対応した場所と同じだった場合、
同じ効果をもう一度受けることができます!!

・1番目:次のスタートプレイヤーになれます
・2番目:技術カードを1枚バージョンアップできます
・3番目:航海技術に+3されます
・4番目:4円をもらい、さらにカードの効果を発動させます(後述)
・5番目:パワーアップの場所からキューブを2つ取り除きます
・6番目:建築をノーコストで行えます

ということで、コチラも大逆転が可能となっています。



カードの効果を発動させる、というのは、
様々なカードに書かれている下枠の効果です。

建物カード、技術カードに書かれていて、
使うと様々な効果があります。


●開発
技術カードを1枚獲得するか、
カードの効果を発動させるかのどちらかができます。

ボードの説明は以上です。
そして説明も終了!




あー、記事書くの疲れた!
でも次のプレイが楽しみでワクワクしています。

細かいところで記載していないこともありますが、
ほぼほぼ自分用ということでご勘弁を。

これだけ説明が必要なのは、
コンパクトにまとめようとしすぎて、無駄にアイコンやカード化が多かったり
重要なアイコンがわかりづらいとかいろいろあると思うんですけど、
その分中身がきっちり詰まったゲームになっていると思います!

製作者のTAGAMIGAMESさんのサイトでは拡張についても記載されているので、
そのうち遊んでみたいです!

 ※クリックでサイトにジャンプします

ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。

※追記

この記事書いた後で通しプレイやってみました。思ったとおり面白かったです。
特定の条件を満たしたら勝利点になる「恩恵カード」が、カードを見れるのは自分だけなのに、
全員に効果があるところが最後まで勝負を分からなくして楽しかったです。
難点はゲームの準備が大変なところかな(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿